本記事は政策・経済の意思決定を行う実務者向けです。
要点整理
記事内容と一次情報をもとに、何が起きたか・何が変わるか・誰に影響するか、判断の観点を整理した補助情報です。
何が起きたか
金融庁が暗号資産のマネーロンダリング対策を目的とした業界連携実証実験の結果を公表した。
何が変わるか
暗号資産交換業者間での情報連携によるリスク評価と対策の高度化・効率化が進められる可能性がある。
誰に影響するか
主な対象:暗号資産交換業者・フィンテック企業・金融機関。一般消費者への直接的影響は限定的。
判断のポイント
- 投資家:自身が利用する暗号資産取引プラットフォームでの情報連携が進むかどうか
- 事業者:業界連携によるリスク評価と対策の高度化が求められるかどうか
- 一般消費者:自身の暗号資産取引の安全性に変化が出るかどうか
VISUAL GUIDE
図解
金融庁は、令和8年7月24日、フィンテック企業や金融機関が共同で情報連携を行う新たな枠組みの有効性や法的論点を検証した実証実験の結果を公表しました。
この実証実験は、暗号資産等を対象としたマネー・ローンダリング対策に関し、株式会社日立製作所や株式会社あおぞら銀行など13社が参加し、令和8年3月から5月まで行われました。
実験では、暗号資産交換業者間で共有される情報や商業的に入手可能な情報を基にリスク評価を行い、各業者の対策を高度化・効率化する可能性が確認されました。
また、モニタリングシステムのアラートだけでは十分な情報が得られない場合があることも明らかになりました。
金融庁は、これらの結果を踏まえ、今後も「共助」によるマネー・ローンダリング対策の高度化・効率化を推進していく方針です。
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