本記事は政策・経済の意思決定を行う実務者向けです。
要点整理
記事内容と一次情報をもとに、何が起きたか・何が変わるか・誰に影響するか、判断の観点を整理した補助情報です。
何が起きたか
バーゼル委がG-SIBに対するリスク評価方法の改訂と意見募集を公表した。
何が変わるか
G-SIB選定指標の平均値化とEBU域内エクスポージャーの扱いが見直される可能性がある。
誰に影響するか
主な対象:大手銀行・金融機関。一般消費者への直接的影響は限定的。
判断のポイント
- 投資家:保有する金融機関のリスク評価が厳格化されるかどうか
- 事業者:リスク管理と評価手続きの見直しが求められるかどうか
- 一般消費者:自身が利用する金融サービスの条件に直接的な変化が出るかどうか
VISUAL GUIDE
図解
バーゼル銀行監督委員会(バーゼル委)は、令和8年10月23日、グローバルなシステム上重要な銀行(G-SIB)に対するウィンドウ・ドレッシング行動に対処するための評価枠組みの改訂と市中協議文書を公表しました。
評価枠組みの改訂では、G-SIB選定に用いる指標の多くについて年間を通した平均値に変更し、ウィンドウ・ドレッシング行動を抑制します。
また、欧州銀行同盟(EBU)域内の国境を越えたエクスポージャーの取扱いをG-SIB枠組みに組み込むことの是非について意見を求めています。
市中協議文書に対するコメントは令和9年1月14日までにバーゼル委宛に提出可能です。
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