本記事は政策・経済の意思決定を行う実務者向けです。
要点整理
記事内容と一次情報をもとに、何が起きたか・何が変わるか・誰に影響するか、判断の観点を整理した補助情報です。
何が起きたか
公正取引委員会がフリーランス取引適正化法の令和7年度運用状況を公表した。
何が変わるか
規則改正により、特定受託事業者との取引の適正化が強化される可能性がある。
誰に影響するか
主な対象:フリーランス・事業者。一般消費者への直接的影響は限定的。
判断のポイント
- 投資家:市場見通しや資金調達環境を動かす制度変更が含まれるかどうか
- 事業者:特定受託事業者との取引における適正化基準が厳格化されるかどうか
- 一般消費者:自身が利用するフリーランスサービスの条件に直接的な変化が出るかどうか
VISUAL GUIDE
2026年6月10日、公正取引委員会は令和7年度におけるフリーランス・事業者間取引適正化等法第2章の運用状況と、フリーランスに係る取引の適正化に向けた取り組みについて公表した。
違反事件の処理状況では、令和7年度に新規に着手した違反被疑事件が1,626件で、処理件数は1,597件。
そのうち1,552件について勧告や指導の措置が講じられた。
また、特定受託事業者からフリーランスに被った不利益の原状回復が総額1,734万円行われた。
法施行に伴う規則改正では、公正取引委員会関係特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律施行規則が改正され、同年10月1日に公布、令和8年1月1日に施行された。
普及啓発活動としては、説明会を40回開催し、8回は厚生労働省と共同で実施。
また、動画やウェブサイトを通じて法の周知を図った。
相談対応では、令和7年度に4,351件の相談に対応し、フリーランス・トラブル110番では13,400件の相談を受け付けた。
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